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毎日わけもなく海へくる、ただ流れる波をぼーっとながめるだけ… そこへ研究者がくる、またきたのか、そう彼は言った、自分も毎日きてくるくせに… 研究者はとなりに座った、また、長い長い研究話を聞かされるな… でも、その話を聞くのを楽しみにしている自分もいる いつか、こいつがこの村を変えてくれる気がして、そんなのできるわけないのに 期待しているのだ、きっと、こいつに 人間が僕達を作った、それを壊すのも、治すのも人間、人の手がないと生きていけない それでも生きていく、僕達の村セメタリーの 幸せを願い時がたったら、僕にシャットダウンを、みんなの幸せが見れたらきっと、きっと、死んでもよかったと思える気がするから それまではこの死にかけの体と、死にたい思いをかかえて生きていく
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