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田舎者、東京に観劇サ行くだ 【一月七日】
ハリー・ポッターが好きです。
あんなお話し、書いてみたい。
まだ、書けないけれど。そして今後も書ける気がしないけれども(涙)。
シリーズが完結しているのに、未だに熱狂的ファンがいる状況。羨ましい。
あぁ、でも。私も好き。
映画をやっている時、ロフトで販売していたハリーの杖レプリカを買い、魔法使いになった気分で呪文を唱えた。
「エクスペクト・パトローゥナーム!!!」
(自分の守護霊を出す呪文)
そんなゆるいハリー・ポッター好きの私、遅れ馳せながらも話題の舞台、「ハリー・ポッターと呪いの子」を観て来ました。
場所は、TBSの赤坂シアター。家から一時間以上かかる。遠い。
まぁ、乗り換え少ないし……と思っていたけれど。
田舎からの電車は地下の最下層に到着。
結構な距離を歩かせる。
明るくおシャンティなお店があるのは、駅周りのみ。薄暗いコンクリートの穴倉地下道を合っているのか不安になりながら進む。
乗り換え駅に漸く着いても、目当ての行先がない。
なぜ? なぜなの???
疑問でいっぱいになりながら、駅員さんにお尋ね。駅員さんは田舎者に素っ気ない。
(田舎者のひねくれ目線。本当に冷たい訳ではない)
「あのホームを進んで、階段で上がって上に行って違う番線に」
まさかのホームを通路にしている状態。
むむむ。
流石、東京地下鉄。場所がないからか複雑な地形となっている。
などと田舎者丸出し思考で、漸く赤坂へ。
着いただけでも疲労困憊。
待ち合わせしていた友人、私に呆れる。
「田舎者は、大変だね」
友人の気にいらん一言は置いといて。
周りはTBS一色。
大好きだったドラマ「VIVANT」のモニュメントとそこに書かれた俳優さんたちのサインに興奮。
堺雅人さんのサイン
さらに進んで今度はハリー・ポッター一色ブース。カフェも併設。
ロングラン上映のこの舞台、ハリー・ポッター役は何人かの俳優さんが務めています。
藤原竜也さん、石丸幹二さん、向井理さん、藤木直人さん、大貫勇輔さんなどの錚々たるメンバー。
私が観たのは大貫勇輔さんのハリー。
ダンサーである大貫さん、身のこなしが鮮やかでとても素敵。
観るなら近くで観たいよねと、友人が舞台にほど近い席を取ってくれたので、演者さんの表情もよく見えてハラハラドキドキの3時間40分でした。
(観ているとあっという間なのですが、終わった後、座り過ぎてお尻が痛くなるくらい)
お昼も食べずに観てしまい、気づけば17時近く。興奮で気づかなかったけれど。
腹ペコ&疲労が一気に来た。
友人が取ってくれたチケットは招待状形式。
記念に綺麗に取っておこう。
そして違う俳優さんの舞台を観るのもいいな、とか、今度は上白石萌音ちゃんか橋本環奈ちゃんの千と千尋の神隠しが観たい、とか。
舞台熱に取り憑かれたかも知れない。
田舎者はまた、観劇を観に東京サ、行くだ。
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