第2話「漆黒の白百合姫」

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九条「待たせたね?じゃねーよ!!?」 九条「何してたんだよ!?もう18時20分だぜ?」 ユキト「わりぃわりぃっ(汗)!!!?」 ユキト「未来俺にもアイスティー」 未来「えぇ!!?それぐらい自分でやってよ!!?私忙しいんだから!!?」 ユキト「ケチな奴だな!?良いだろ?」 JIN「んなことよりキラークラウンに関して何か掴めたのかよ?」 ユキト「今の所は何とも?ただ第4層にある…冥霊遺跡に幽霊が出没するらしいという情報は掴んだ」 JIN「幽霊?」 ユキト「そっ!!?第3の被害者「立花花恋」が使っていたメインアカウント…「漆黒の白百合姫」が夜な夜な出没するらしい」 九条「そのプレイヤーなら俺も知ってるぜ!!?」 九条「確かあの…有栖川花音が所属してた憲兵団「漆黒の翼」のメンバーで」 九条「普段は腰に携えた二本の双剣を手にとって戦うスタイルで…漆黒の髪に白い衣装が特徴的なプレイヤーなんだろ?」 ユキト「ご明察!!?よく知ってるな?」 ユキト「こいつを見てみろよ!!?これは数年前に白百合姫が…漆黒の翼の入団テストを受けた時のROMデータだ」 ユキト「この時…白百合姫が使ってた技は主にソードスキルが多く…速度は中の下って所だ」 ユキト「それが入団半年後には…オルフェすら舌を撒くような神速に変わってる」 ユキト「何があったのかはしらねぇが漆黒の翼に入団してから強くなったのは確かだ」ユキトがそう言い終えると…ケータイが鳴り響く。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ ??「もしもしユキトか?」 ユキト「ん?何だ?鷹匠かよどうした?」 鷹匠「いんや?ちっと新しい情報が入ってな?九条たちと一緒にSt4に戻って来てくれねぇか?」 ユキト「St4に?わかった!!?すぐに行くよ」
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