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都市伝説?
ミーンミーンミンミン
あっつ__。
俺はそう考えながら窓の外から見える清々しいほどの青空の中にある
飛行機雲を見ていた。
あおきみずは
「…い、おい...おい!水 波‼ 青木 水波‼」
まみや
俺は間 宮に突然大きな声で名前を呼ばれたため、眉間にシワを寄せながら振り向いた。
「ンだよ…うるさいな」
「うるさいじゃないよ!人の話聞いてたか?ここの都市伝説!」
あぁ、もとから話しかけてたのか__。
俺は頭をポリポリしながら答えた。
「あー、悪い、悪い。で? なんだっけ。えっと都市伝説?」
間宮はご自慢のメガネをクイッと上げると鼻息荒く答えた
「そう!なにを隠そうこの高校には謎めいた都市伝説があるそうなんだ!」
俺は半ばキレながら言った。
「いや、都市伝説はわかったって...内容を聞いてるんだよ!な.い.よ.う!」
「あー...うん、それがね、」
間宮は俺にソロリソロリと近づき、話し始めた。
「この学校の何処かに『お邪魔されます』と、唱えると今世の恋人が現れて恋仲になるという鏡があるらしいんだよ..」
俺はあまり興味がなさそうに答えた
「ふーん…」
間宮は、ずいずいと近寄りながら
「いや、興味あるのっ?ないのっ?」
近寄ってくる間宮を防ぎながら答えた。
「はいはい、ありますっ!興味津々です!」
間宮が笑顔満点言う。
「うむ、よろしい!」
「なーにやってんの?」
しみず
うわ、出た清 水。クラスの人気者が近寄ってくんなし。___
心の中であっかんべーとしていると、
「いや~ここの学校の都市伝説の話をしてたんですよ。そしたら青木のやろーが全然聞いてくれないんです、」
__あんの、バカ間宮!よけいなことを!__
心で間宮をポコポコしている間に話がどんどん進んでいった
「じゃ!三人で一緒にその鏡さがそうぜ?」
__は?何言ってんのこの人。馬鹿じゃないの?おい。清水。グットってするなよ。まず、そんなのOKするわけ...__
「いいですね~探しましょ!」
俺は頭を抱えながら思った。
__おいーこのアホンダラぁ!なに言ってくれちゃってんのさ‼
えー間宮くん?勝手に答えないでもらえ…___
「じゃあ明後日の日曜午前7時からな!」
__えー勝手に日程決めるなよぉ..明後日はワンピ●スがあるのに…。__
「オケ」
_えー(泣)___
その時は誰も気づかなかった最高なことが待ち受けているなんて…
↑✕悪
鏡
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