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数日後。
月倉は女蛇神の夢に魘されて
起きると
夜中
月があの月に
ゾッと
階段を下りて行き
キッチンで母が突っ立っていて、
振り向く。
｢ハヤト ゴハンハマダヨ｣
隼人が恐怖に短く叫び
飛び出して
大月を見上げ
夢かと
母が包丁手に飛び出してきて
笑いながら
｢ハヤト コロシテアゲルワ｣
隼飛が走って逃げ出し
女蛇神の死の呪いが日本中に
返り血を浴びた隼人は祟られずに
うそだ
隼飛が動揺しながら
転んで
何でだ
ダンプが前から迫ってくる。
祟られ人が運転していて、隼飛目掛けて猛スピードで突っ込んでくる。
(うそだ
どうして
)
迫るダンプを見ながら隼飛が絶望する。
(どうしてこんな
どうして
)
隼飛が絶望に叫び、祟られ人が高笑いながら突っ込んでゆく･･･
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