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それが始まりであったのか
はたまた、
終わりであったのか
誰も知らず、知られず
ただ、
起きたという事実だけが
其処に残ったのだ。
ーーーいつかの誰かへ
その場所へ辿り着いたあなたへ
これは祝福です
これは災いです
これは愛です
これは…我らの罪であり、罰です
到底、赦される事の無い罪過。
到底、光にすら当たらない闇に葬られた出来事。
どうか、
私を許してください。
どうか、
彼等を赦してください。
そして、
叶うならば…
このーーーーーが、
ーーされ、
私達のーーーーを裁く日を待ち望む。
《histoire〜紡ぐ物語〜より抜粋》
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