プロローグ

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プロローグ

あぁ…どうしてあなたはいつも私を守っていてくれるの? もう離さないって言ったのに… 私が今度はあなたのことをずっと待ってるから 離さないからもうどこにも行かないって約束して… 守らなくていい、ただ隣りにいてよ…… でもこの声は聞こえない。届かない。 もっと伝えればよかった。生きてる間に大好きだって言えばよかった。 大丈夫だよ。ぼくがついてるよ そばにいるよ?隣りにいるよ? だからほら。泣かないで? 君は僕がこの命かけて守るから、 君さえいれば僕はどうなったって、構わないから。 君の思いは届いてるよ?大好きだって。 でももう届かない。触ろうにもさわれない。 あぁ…君の涙を拭えない。
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