序章 「ようこそ、最高で最低な一日」

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 インディアカというのは、『インディアカ』と呼ばれる羽つきのボールを使ったドイツ生まれのニュースポーツ。ネットをはさんで相対した2チームが互いに手で打ち合う団体競技だ。ざっくりいうと、羽つきのボールを手で打ち合うバレーボールみたいなスポーツだ。コート内競技者は4名(男女混合は2∼ 3名の女子がいること)で、交代競技者を4名までおくことができる。エリザベスがなんの練習をしているのか分からないが、バニースーツでずっと飛び跳ねている。  目に保養以上の効果があるのかは、ぼくには測りかねるが、ぼくにとってはその効果だけで十分だ。
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