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(この物語の冒頭が分かりづらいので、その補完として追記をする) こつこつ。 こつこつ。 こつこつ。 大工さんが釘を打つ音ではない。 警棒を手に持った強面の男達がやってくる音だ。 おばけよりも怖い。 独房に入れられたぼくに希望はないのかもしれない。 それでもぼくは希望を捨てない。 希望というのは、ペットボトルとは違う。 簡単に捨てれないのだ。 ぼくはキャンディをゆっくりとかすように今までのぼくの人生を振り返る。 "最高で最低の日のこと"。
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