3話目

1/1
前へ
/4ページ
次へ

3話目

「今日は休日だ、誰を旅行に誘うか考えないと」 雫と一緒に行こうと思ったが、用事があるみたいだし それに、いきなり誘っても迷惑だろうしな 「どうしたものか」 ピンポーン 「誰だよ こんな朝っぱらから」 はーい ガチャ 「おはよう 相棒!!」 「なんだ、お前か」 「お前とは酷いじゃないか、相棒!!」 「悪い悪い、で何のようだ?」 「温泉旅行に行くんだろ、どうせ相棒はまだ一緒に行く人がいないと思ったから、俺が一緒に行ってあげようと来たんだよ!」 こいつ調子乗ってるな 「あっ、間に合ってま〜す」 ガチャ 「ちょっと待ってくれ、一緒に行きたくてきたんだ」 「いいよ、いなかったのは本当だからな」 「ふっ、流石、俺の相棒だ……じゃ」 そういうと翼は帰って行った 全く、人騒がせな奴だよ まあ、こっちもあいつがいる分気が楽になるからな —————— 「翼さんと行くの⁉︎」 (あの人お兄ちゃんを狙ってるから少し警戒しないと……) 「どうかしたか?」 「お お兄ちゃんは翼くんのことどう思ってるのかなぁって」 「翼?普通の親友だけど」 (はっ!!待てもしかしたら渚は翼のことが…) 「翼は人の気を遣ってくれたり、時には頼りになるぞ!」 「えっ..と うん わ 分かった」 (兄ちゃんは渚を応援するからな)
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加