6話

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6話

れい:急にどうした。 モブ1:お前まだそのカラコンつけてんの?w  モブ2:そろそろやめろよ、ダッセェw れい:っ...   ”これはカラコンじゃない”。そう叫びたかった。   でもここは公共の場だから、迷惑になる。   そう思い、必死に叫びたい気持ちを抑える。 れい:お前らがやったんやろ。   低い声でそういう。 モブ2:そうやって人のせいにするんだw モブ1:やっばw   パシッ れい:った... モブ1:お前にはその顔がお似合いだよw じゃあなw   ...。鏡を見ると、ほおが赤くなっていた。 れい:こんなの、どうすんだよ...   とつぶやく。   正直、悔しかった。言われ放題、やられ放題。   ...メンバーには、体調が悪くなったから帰るとでも言って帰ろうか。   ほおは...カバンが当たったとでも言っておこう。   LINEよりも口で伝えたほうがいいだろう。   その判断が間違ってたのかもしれない。   席に戻ろうとしたとき、史弥の声が聞こえた。 史弥:俺、れいの_________嫌い。   その声に足が止まった。
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