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7話
史弥:俺、れいの_________嫌い。
「嫌い」。その言葉に足が止まる。
よう:それはわかる。もうちょっと_______ほしいよね。
一樹:そんなに_______かな...
さっきから肝心なとこばっか聞こえない...。
拓海:共感。ほんとに抱え込まないでほしい。
樹:俺はそんなん気にしないけどなぁ...
俺への悪口か...?
こんな状況で「今から帰る」なんて面と面で向かって言えない。
だからグループLINEに
れい:『ごめん、体調悪いから先帰るわ。ホンマにごめん』
よう:『大丈夫だよ! 気にしないで! お大事にね!』
れい:『ありがとう』
店から出て、家に帰る途中、昔のことを思い出していた。
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