7話

1/1
前へ
/55ページ
次へ

7話

史弥:俺、れいの_________嫌い。   「嫌い」。その言葉に足が止まる。 よう:それはわかる。もうちょっと_______ほしいよね。 一樹:そんなに_______かな...   さっきから肝心なとこばっか聞こえない...。 拓海:共感。ほんとに抱え込まないでほしい。  樹:俺はそんなん気にしないけどなぁ...   俺への悪口か...?   こんな状況で「今から帰る」なんて面と面で向かって言えない。   だからグループLINEに れい:『ごめん、体調悪いから先帰るわ。ホンマにごめん』 よう:『大丈夫だよ! 気にしないで! お大事にね!』 れい:『ありがとう』   店から出て、家に帰る途中、昔のことを思い出していた。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加