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マッキー…気づいてないのかな…
俺が…悠だって…8年も経ってたら…気づかないのかな…
こんな…今初めて会ったみたいな反応されたら…俺が聞きたいことなんて…もう聞けそうに無いや…
「───…こんなおじさんにも…忘れられない人がいてさ…この小説に出てくる男の人に感情移入しちゃうんだよね…
好きだったのに別れちゃうところとか…傷つけちゃうところとか…若い頃のおじさんそっくりで」
マッキーはちょっと寂しそうな顔をして告げてから「まぁ今は独身を謳歌してるんだけどね」と明るく笑った。
明るく笑うマッキーに感じる、あの日の母と同じ違和感。あの日チーズケーキとバターサンドを買ってきた母と同じ───笑顔と言葉の下に隠された違和感───
やっぱりマッキーこそ俺の本当の父親で───マッキーの忘れられない人は───母さんなんじゃ無いだろうか───

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