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ナニか
奥に行くにつれて電波は悪くなっていく。
それに比例するように参加者の表情は悪くなり、少しの物音に反応するようになっていく。
「あの...」
突如横から声が聞こえてきた。
声をかけてきたのは
「どうも、白闇です」
白闇フユキだ。
「どうかされたんですか?」
「気のせいかもしれないんですけど...」
「なんか下から足音が...」
「やっぱり聞こえますか」
「楓さんも聞こえるんですね。なんか、よかったです。」
「よくはないですけどね。」
「とりあえず、急ぎましょう。考えずに」
「そうですね」
少しのペースをあげるが、足音はそれ以上のスピードで迫ってくる。
そして足音が曲がり角を曲がった瞬間、俺は足音の正体を見た。
「逃げろ‼️」
というと、全員が後ろを見た。
「ここはヤバいよ‼️」
「死にたくない‼️」
「助けて‼️」
一斉に逃げ出す。
「ねぇ、楓❗」
「何?咲姉」
「お二方姉弟だったんですか⁉️」
「うん」
「それで、話戻すけど」
「こういうのって普通入り口に逃げない?」
「当たり前でしょ、入り口から追いかけられるんだから。」
「そういうことか❗」
俺の頭に最悪な考えがよぎる
「止まってください‼️」
ただ時すでにおすし。前方集団は
「キャー‼️」
「うわ‼️」
「なんなんだよこいつら‼️」
前方からもそのナニかが迫ってきていた。
「っvftcdsbhfcfdr々s」
「hづbyぉーwkbぉw」
「死にたくない‼️」
後ろからも前からも追い詰められた。
「どうしたら...」
「ここまで...」
絶望している時間はない。もう追い詰められた。
全員が絶望したその時
「動かないで‼️」
「神天 無邪」
その瞬間、 ナニか が神々しい光に包まれ
「きかせりきけsvtfayff yq」
「...消えた」
「神菜姉」
俺は助けてくれた巫女服の人の名前を呼ぶ。
ただ、後ろから、さらに追って来ている。
「逃げましょう‼️」
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