犠牲者

1/1
前へ
/9ページ
次へ

犠牲者

「ガタガタガタガタ‼️」 「うわ‼️」 「地震か❗」 「出ちゃダメだ‼️」 そうこうしているうちに、 「ガタッ‼️」 「あっ」 全員がほぼないと思っていたことが起きてしまったのだ 「開いちゃった❗」 「開いた⁉️」 「逃げろ‼️」 「待て‼️」 「早く閉めないと」 と動き出したときに気づく。 「カムアさん❗」 さっきまで一緒にいた、カムアさんが消えていた。 「クソ」 「ガタッ❗」 立っていられないほどの揺れで何度か倒れそうになったが、 なんとか扉を閉めることができた。 ただ揺れはおさまらない。 すると、喜多見がスッと前に出た。 「神天 降天」 というと、揺れもおさまり、気配もなくなった。 だが、 「···」 神菜姉は黙ったまま。多分、近くにいたカムアさんを守れなかったことが これを引き起こしているんだろう。 ただ、こういう時に活躍するのは 「皆さん」 咲姉だ。 「まず、今いる人を把握しましょう。」 「カムアさん」 「···なし」 「白闇さん」 「はい」 「ゆうやさん」 「···なし」 こんな感じで点呼をとった結界いなくなったのは、 ・カムアさん ・ゆうやさん ・巨人の二人 ・グラスラの二人 の六人。 残っているのは 男性 ・影狼 ・楓 ・喜多見さん 女性 ・白闇さん ・キアさん ・さくらさん ・咲姉 ・神菜姉 の八人。 そして、俺たちは今、今後の話し合いをしていた。 「男性が減ったのは痛いわね」 「うん」 「なんでこんなに男性が減ったのかしら?」 (まぁゆっくり茶番劇のためだろうな。) 「楓またメタいこと考えてる。」 「心を読むな❗」 「多分、行動力が仇になったんだろう。そういう系の動画を出してる人が多いから。決して男性が何も考えてないわけじゃない。多分···」 そうしているうちに、新しい問題が発覚する。64224c52-1b20-4e2f-b4de-5ffcad02b7e5
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加