166人が本棚に入れています
本棚に追加
君の音で紡がれた今を生きる僕が、僕の綴る言葉で君を生かしたい。
抱え負った傷も、黒く纏う惨憺たる過去も僕にはわからないけれど
あの瞬間、確かに響いた『叫び』を掬う。
その姿が酷く醜く、無謀で、脆いものだとしても。
ー*ー*ー*ー*ー
諦めた世界を包む青を見上げ、飛び立つあの瞬間
誰かに強く引き留められる感覚を覚えた。
私の中を触れた言葉と、残酷なほどに本当を抉る目。
もう一度、この世界で夢をみることが許されるのなら、
その夢の中で、君に手を繋いでいてほしい。
ー*ー*ー*ー*ー
不確かな線を確実に結んでいく。
正解すらわからない音に、未完成な言葉をのせて。
最初のコメントを投稿しよう!