罪も憎まず人も憎まず

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 さらに、月日は流れ。  西暦1889年、明治22年。大日本帝国憲法が発布され、ようやく近代化の基礎が固まりつつあった矢先のこと。  大隈の乗っていた馬車に、突然爆弾が投げ込まれた。大隈は、右足を負傷し、切断を余儀なくされた。
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