運命られた未来(あした)

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「そう、僕は、あなたの知ってる人なんだけど、わかるかな?」 またしても、急に問いかけられて、 「……まさか、未来の結婚相手とか?」 もしかしてとも思っていた答えを、彼へ返した。 すると、彼はゆるゆると首を振って、 「そうじゃなくて、僕は、あなたの未来の息子」 思ってもみなかったことを告げた──。
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