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きららはこういう時、何とフォローしていいかわからない。連投されるメイメイの呟きを黙って目で追っているだけた。
「話をちゃんと聞いてくれて欲しい言葉をくれる……って、当たり前か。鏡の中の自分に向かって話しかけてるようなもんなんだもん」「私の居場所は全てが虚構……」
「メイメイ?ちょっと、大丈夫?」
きららは慌てて割って入った。
「あっ、ごめん……ネガティブ過ぎた?なんか色々ショックで……B⭐︎Sがこのまま無くなったら私、死んじゃいたい」
「そうか、そうだよね。ネガティヴになるのはしょうがないよ。ネットの噂レベルで色々前情報が入ってた大人の私でもキツいもん……でもね、死んじゃったらそれはそれで後悔するよ」
「雲母さん、成人なの?どうりで落ち着いてると思った」
「いやいや全然……中身はガキですよ。HSPの上に大人の発達障がいってヤツらしくて、仕事も学校も人間関係も全然上手くいかないーーネットも含めてさ。ここでだけは何とか上手くやれてると思ってたのに」
「ううん。雲母さんはきっと、リアルで会っても素敵な大人だよ。私、雲母さんみたいになれるならHSPでもいいかなって思うもの」
「わあお、メイメイ、嬉しいこと言ってくれるぅ!まさかお主、AIではあるまいな?」
「うわ、ブラック過ぎwww正真正銘、実在のJKですよっ」
それから雲母とメイメイは突然の空白を埋めるかのように、他愛のない話で夜通し時間を潰した。
「雲母さん、ありがとう。雲母さんがいてくれなかったら私、発狂しちゃってたかも」
メイメイは明日も学校だからまたね、といつものようにチャットルームから退室した。
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