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24/5/10 AIのなにがいけない?
第170回芥川賞を受賞した作品が、生成AIを活用して書かれた。
少し前にこのことが議論を呼びましたが、芸術の分野においてAIが作品を生み出すことに、一体なんの問題があるのでしょうか。
そもそも「誰がつくったか」って、そんなに重要なこと?
小説でもイラストでも音楽でも、作者が誰であろうが、心が動いて感動したのであればそれがすべてだと思うんですよね。
以前書いたことがあるかもしれませんが、わたしはTHE・AIイラスト!みたいなイラストにはあまり心を動かされません。
だけどそれはあまりにも無機質な感じがするからであって、決して「AIが描いたから」という理由ではないんですよね。
そもそもAIとはいえ、源泉は人間であることに変わりないわけで。
個人の能力を超えることはあっても、人類の英知を超えることはないんじゃないの?と思っています。
AIに仕事を奪われる、なんて言われますけれど、わたしは別にそんなこと恐れてはいません。
AIに任せたほうが効率的なものは、そうすればいいと思います。
そもそも問題なのはAIそのものではなく、AIを使う人間の良識なのでは?
フェイク情報のために使ったり、自分の成長機会を放棄して論文を書かせたり。
そのような欺瞞が問題視されているのであって、AIによって正確かつ効率的に作業できること自体は素晴らしいと思うのです。
つまり「使う側」が試されているんですよね。
SNSなども同じです。
何事もいい面と悪い面を両方持っているので、まあるく全体を見渡してから物事を考えないといけないなと感じます。
だから苦手でもSNSをスパッと辞めていないんですよw
今後、なにかしら情報を広めるのに役立つこともあるでしょうし。
なんにしても、あまり頑なにならず、やわらかく広く生活していきたいものですね。
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