植物性AI

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「早川、起きろ!早川っ」 私はハッと辺りを見渡した。 そうだ、ここはレジスタンスのアジトだった。 「夢か・・・」 あれは平和な時代の夢だった。 そして、その平和は次の争乱の時代を内包していた。 その争乱の時代を叩き起こしたのが 「吉里・・・」 そう、あの吉里はその後会社を辞めて ベンチャー企業を起こした。 もちろんあの植物性AIチップを 販売する為だ。 その会社はその後、大手企業に買収されたが その時点で吉里とは連絡がとれなくなった。 それから世界はおかしくなった。 特に元々争乱に巻き込まれていた地域でそれは起きた。
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