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空港建設計画には、沖縄県では問題があった。
其れは、季節によっては台風が多い地域であると、責任者津野田裕司の参謀から意見を募ることにした。
南地区参謀本部では、いろいろな提案が出ていたが、中でも奇抜な提案した者がいる。
津野田裕司の右腕と呼ばれている加来田優也が提案したのは、各小島を海底トンネルで繋ぐと言うことであった。
沖縄本島から琉球島までが大海底トンネルを建設計画とする。
その意見に賛成した者が多数居たのでありました。
責任者津野田裕司は、決断することにした、琉球島を中心に各小島を海底トンネルで繋ぐ事であります。
其処で、琉球島に調査ボーリングを実施することに、基礎地盤ツクモ建設に依頼する。
機密事項の為、土留司法工の津野田勇太を責任者に据える。
土留司法工と言っても、専門はアンカー工事ではあるが、津野田裕司は信頼できる者をと考えていた。
それから、直ぐに調査ボーリングが開始されたのでありました。
その調査ボーリングで、建設計画が明るみになってしまうのであった!!
役所の数人以外は、住民から村長を始め建設工事反対運動が始まったのでありました。
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