2章  崩壊

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 魔法同士で幾つか組み合わせて使うこともできる。  小さい枠らの右横に一際大きい枠が有った。  「必殺技みたいな感じだな」  しかし、そこをタップしても何も起きなかった。  「フリースペースか?それとも設計ミスか何か・・・」  下の方を見る。  「これは・・・、HPバーやMPバーなどの人物情報だな。こっちは、変な形がしてあるな。何か嵌めれるのか?」  色がそれぞれ違ったダイヤ型のスペースも有る。  左下の方は何もない。やっぱり設計ミスかもしれない。  「大体理解した」  まずは――  「緑を増やさないとな!」  魔法は、水と土、木ノ葉でいけるな。  『²』、『³』、『⁵』をタップしてみるも反応がない。  掛け声が必要か?  緑を増やすわけだし、増産、生産・・・・・・  「創造」  そう叫ぶと、魔法が発動した。これが発動条件か。  土が生成され、木ノ葉を埋めると、水を撒いた。  数秒待つと俺の周りに木が沢山並んでいた。  魔法って便利だな〜。  「創造!創造!創造!」  次々に現れていく木々。それは段々と森と呼べるくらい増えていった。
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