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雪は買い物中に、友達から連絡があり、そのまま遊びに行った。
『予定外に遅くなったなぁ…』
と、夕方周りが暗くなる頃家に帰宅。
入ろうとすると、後ろから声をかけられる。
「雪ちゃん…」
振り返ると、そこには優吾が立っていた
雪「うわ!びっくりしたぁ〜」
優吾「そんな驚かないでいいじゃん」
と笑う優吾
雪「あれ?まだいたんですか?」
優吾「ちょっとその言い方おじさんグサっとくるんだけど」
と笑う優吾
雪「あはは。あれ?智樹さんは?」
優吾「ちょうど今さっき家でてさ、この公園なんかぼーっと考え事するのにいいなぁって来たら、雪ちゃんがちょうど帰ってきたからさ」
雪「あれ?優吾さん車じゃないんですか?」
優吾「バイクだよ。ほら、あそこに置いてるやつ」
と、公園のバイクを指差す
雪「バイク乗るんですね〜」
優吾「後ろ乗ってみる?」
雪「いやいや、振り落とされそうなんでやめときます」
と笑って断る雪。
優吾「雪ちゃん買い物長かったね?」
雪「あぁ、買い物行ったら友達から連絡あったんで、そのまま遊んで帰ってきました」
優吾「ふーん、そかそか。」
変な沈黙が流れたので雪は家に帰ろうと挨拶しようとすると
優吾「雪ちゃん、ちょっと待っててー」
雪「ん?え、あ、はい」
優吾は小走りで公園の横の自販機まで走っていき、手招きする。
『ん?行かなきゃなの?』
と思いながらも行くと、
優吾「どれがいい?」
雪「え、いいですよ、もぅ帰るだけなんで私」
優吾「いやいや、せっかく会ったんだから少し話そうよ。飲み終わるまで。智樹の話も気にならない?あいつ、行くっていってたじゃん?」
雪「あー…じゃあ」
と、公園で飲み終わるまで話をする事にした。
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