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3日ほど怒涛の研修が終わり、夜、ご飯は会社のお偉いさんたちと食べてたけど、この日は自由に食べれることに。
私は紀子さんと二人で外へ出た。
県外に来たのに観光地もいけず、はじめて自由に行動できる。
紀子「雪ちゃん、どぉ?大丈夫?慣れそ?」
雪「はい、皆さん優しいし、楽しみしかないです」
紀子「優吾くんすごいよねぇ。あのフォローの仕方とか、気遣いってやっぱり人生経験からかな?」
雪「いやいや、紀子さんも負けてないですよ、本当に頼りになります、ありがとうございます」
と、話してると後ろから男性陣の声が
ヒロシ「おーい!紀子さん!雪ちゃん!」
駆け足で来る男性陣に
紀子「あーあ、女だけで楽しみたかったのにぃ」
といいながら嬉しそう。
雪「どこに行く予定だったんですか?」
智樹「オレ着いてきただけだからわからない」
雪「あはは、智樹さんらしくていいですね」
優吾「ここは都会だからきれいな女性二人だと危ないかなぁって話しててさ、ガードマンになってやろうか!ってなって追いかけてきたよ」
ヒロシ「俺は男だけで女性のお店行ってもよかったんすけどねー」
と、ワイワイしてた。
優吾「雪ちゃんまだ未成年だぞー。保護者的立場としてはほっとけないだろぉ」
雪「保護者って笑 ここでは1歳鯖読ませてくださいよー」
紀子「うわー、1歳でも下に鯖読みたい私からしたらぐさっとだわぁー」
優吾「俺も…」
ヒロシ「俺も…」
優吾「いやお前はいいだろ。」
と、ツッコミが入りながらなごやかなムードで、みんなで外食したあと、フラフラと少し街を歩いてホテルに戻る。
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