ラブレター

二日目

　二日目

映画を観に行く予定だった。二人は軽い朝食を済ませて美樹さんは歯を磨いていた。余裕をもって行こうとしてたので僕はタバコを一本吸い支度していた。
　すると美樹さんが僕の所に来て何となくそういう雰囲気になったので僕達はキスをした。最初は
　『タバコ臭くないかな？』　
　とか思っていたがキスは続き僕もタバコの匂いとかどうでもよくなって夢中でキスをした。普通のキスはいつの間にかディープキスになっていた。それが一時間近く続いた。ディープキスの最中僕の頭の中はチャゲアンド飛鳥のＳＡＹ　ＹＥＳが流れていた。　
　（余計な物など無いよねすべてが君と僕との愛の構えさ
　少しくらいの嘘やワガママもまるで僕をためすような恋人のフレイズになる
　このままふたりで夢をそろえて何げなく暮らさないか
　愛には愛で感じ合おうよ
　硝子ケースに並ばないように何度も言うよ残さず言うよ
　君があふれてる）
　僕は我に返り
　「美樹さん、映画」
　美樹さんも我に返り急いで二人で隣町の映画館に行った。その時にはもう自然と手を繋いでいた。
　映画は『ボヘミアンラプソディ』を観た。　
　映画館に着いて一番後ろの席に座り二人は映画が始まるまでディープキスをしていた。
　映画が始まる映画の中の主人公つまりフレディーマーキュリーは実物そっくりで驚いた。クイーンがインディーズバンドから世界のスターになるまでと主人公フレディーマーキュリーのその間の悩みや性の事などが描かれていた。映画が終わりショッピングモールで色々見てまわった。夜になり美樹さん行きつけのラーメン屋に行ってラーメンを食べた。そして家に帰り二人共、疲れていたのでそのまま寝た。