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黒の占い師が上から言う。
「それではプランを説明するわね。おとなしくそれに従うように。あ!質問は受け付けません。この私がこんなくだらないことに力を貸すだけでも有難いと思うことね」
「ただの気まぐれで?それとも何か理由がある?」
月香がプラン内容以外の質問ならすり抜けるかなと思って一か八か聞いてみると、黒の占い師はペーペー占い師に耳打ちした。ペーペーが答える。
「質問はなしと今言ったはずです!第一の死者についてお話したらもう後戻りは不可能ですが、本当にやりますか?」
覚悟という玉が投げられ
「…………やりま…」
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるルーレットが回る
「す」
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