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その頃…冬平率いる探偵部たちは宮沢たちと人形部の戦いをのんびりと観戦していた。
男子生徒Э「良いんですか?冬平部長…行かなくて」
麻友「焦る事はないさ。それより…みたまえこれを」そう言うと麻友は映像に映ってるとある風景を拡大する。
男子生徒Э「ん?これが何なんです?」
麻友「気付かないかい?ココだけ明らかに周囲と異なってる」
男子生徒Э「そうですか?俺には同じに見えますが…」
麻友「まぁ…今にわかるさ。今二条たちにそこを探らせてるところさ」
麻友「君も紅茶でも飲みながらよく見ておくと良い。面白いものが見れるよ(笑)」そう言うと麻友はニンマリ笑った。
それから数分後…人形部の基地近辺にある駅の近くでは孝介と啓介が冬平に指示された辺りを探っていた。
成宮圭介「孝介…どーだ?何か見えるか?」
成宮孝介「あぁバッチリ見えるぜ。誰かの痕跡がな?」孝介の能力(サーモアイ)はあらゆる場所にある人間の痕跡を見つけ出す。孝介の目には全ての人間が歩いた跡が光って見えて…色によって危険度が異なる。例えば青白い色は何も犯罪を犯していない人間の足跡でその色が赤黒くなる程危険度が高まってゆく。
二条達也「孝介…色は何色だい?」
成宮孝介「黄色って所だな?事件性は無いが何かを隠してる人間の足跡さ」
二条達也「OK了解した。事件性無しか?どうする?」
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