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イーサンが敵を倒し終えた頃…少し離れた森林地帯では数人の生徒が猿を追いかけていた
男子生徒M「こら待てっ!!!」青年はそう言いながら猿を追いかけて木から木へと移動していく。
猿「キキっ」
男子生徒C「そっちに行ったぞ」
男子生徒S「任せておけ。よーしベイビーこっちだこっちだ」
男子生徒S「貰った」
ガシっ
男子生徒S「さぁもう逃げられないぜスマホは返してもらう」Sはそう言うと…ニンマリ笑って猿からスマホを奪い取ろうとする。
数秒後…猿は「キキッ」という声を発すると…スマホを投げて別の猿へパスをする。それをみたSはしまったという顔をして…再び別の猿を追い始める。1匹2匹と増える猿たちは鮮やかなチームプレーでスマホをパスしながら生徒たちを翻弄しながら森の中枢へと木から木へと移動しながら進んでいく。
数十分後…猿たちはやがて一人の少女の元へと歩み寄って行きスマホを手渡す。少女はそれを見てニンマリ笑って「お疲れ様…」と言うと…猿にバナナを与えて頭を撫でる。
それから数分後…サバイバル部の部員たちの「はぁ…はぁ…はぁ…」という荒い息使いが聞こえてくる。少女はそれをクスクス笑いながら見ており男子生徒は訝しげな顔をしていた。
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