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数秒後…朱里の身体が幻の様に消えて辺り一帯に煙が立ち込め始める。
板倉「ゴホッっまずい何だ!!?」板倉はそう言うと…口を抑えて…その場にかがみ込むと耳を済ませる。そして…木々が動く僅かな音から朱里の位置を察知した板倉はテレポートして…背後に回り込むと朱里を蹴り飛ばした。
数秒後…ヒュゥーーードぉンっという音がして朱里が木にぶつかって顔を歪ませる。
吉田朱里「ぐっ!!?やりますね?」
板倉「そうでもねぇーよ!!!?があんたは強かった」板倉はそう言うと…銃を具現化してフッと息を吐くとテレポートして朱里の眉間に銃を突き付ける。
そして「あばよ」と呟いて引き金をひこうとする。その時だった…不意に腹部から激しい痛みがして板倉が顔を歪ませる。
板倉「がっはぁうあ」
板倉「こっこれはぁ!!!?」
吉田朱里「フフ(笑)いったいどこを狙ってらしたの?そんな誰も居ない木に向かって?」
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