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ちょうどその頃…千尋の能力で飲み込まれた部員の一人が目を覚ました。彼が周囲を見渡してみると何処かの牢獄のような空間で一人の青年が椅子に座ってこちらを見詰めていた。
男子生徒C「ここは?いったい」
??「やぁ目が冷めたかい?」
男子生徒C「てめぇ何もんだ?」
??「まぁまぁ…ゆっくり座って紅茶でも飲みながら話そう」青年はニンマリ笑ってそう話し掛ける。
そして「君も飲むだろ?」と青年がそう言うと今度は男子生徒がいる独房内にテーブルと紅茶が出現する。
それを見た男子生徒は「ふざけんじゃねぇ…こんな独房ぶっ壊してやるよ」と喚き散らし…気を練り上げて高出力のエネルギー波を放出して破壊しようとする
数秒後…「はぁ…はぁ…はぁ」っという荒い息使いと共に何かを悟った彼は…不満げな顔をして睨み付ける。
??「フフ(笑)無駄だよ。君程度の力じゃその牢獄を壊す事も傷をつけることももできやしないよ」
男子生徒C「何だと貴様ぁ!!?」
男子生徒C「くっ。心の声(目がくらくらしてきやがったぜ)」
??「あまり無理しない方が良い。時期に姫が話しを聞きに来る。それまではおとなしく眠ってなよ」青年はそう言うとパチンッと指を鳴らす。数秒後…男子生徒Cは気を失ってその場に倒れ込んだ。
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