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「えぇ、そうですけど、どうしてそれがわかったのですか?」
「俺はエッチしたら、なんでもわかる体質なんや」
「そうなんですね、でもそれってなんか怖いかも…」
「それで、女ばっかりの尼寺やのに、なんで体を鍛える必要があったんや?」
「そ、そのことは絶対に言っちゃダメなんです、ごめんなさい」
紫音の身体の上で痛みと快楽の狭間に悶える鈴玉が申し訳なさそうに答えた。
「いや、言わんでもわかる。絶えず鍛練しとったみたいやな、それも棒術の稽古をしたり、小さな玉を飛ばしたりして…んっ!? 仲間に殺し屋をしてる奴もおったんか?」
「ちょっと紫音さん!」
鈴玉はそれ以上喋らないでといわんばがりに紫音の口をふさいだ。だがその瞬間、紫音の淫靡な妖力を宿した唇が鈴玉の手のひらに触れた。
「アッ、ウッ !!」
ガクつく腰。咄嗟に紫音は両手で鈴玉の尻をつかみ肉棒をグッと密部の奥深くまで喰い込ませた。
「アンッ !!」
「鈴玉、大丈夫か?」
徐々に性の喜びを見いだしてきた鈴玉は、深く交わったまま紫音の大きな身体に身を埋めた。
「はい……、でもなんか、痛いのより気持ちよさのほうが勝ってきたみたいですぅ」
「フッフフ、そうか──で、その寺で何でそんなことをしとったんや?」
「いいですわ、あっ! うぅ~、気持ちいい~、し、紫音さんだから教えてあげます。でも絶対に口外しないでくださいね」
鈴玉は、絶え間なく襲ってくる性的な刺激に身を震わせながら、紫音の耳元で囁くように話だそうとする。
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