秘められた才性

43/45
前へ
/187ページ
次へ
「もぉっ、ダメ、ダメッ、腰が勝手に動いちゃうのよ~」  止めなければポリネシアンセックスは成就しない。同時に重要な情報も得られない。紫音は、その動きを封じるように雪麗(シュェリー)のクビレをグッと引き寄せた。 「雪麗(シュェリー)、この状態をキープしてくれ。このまま30分は我慢や」 「いやーん! こ、こんなの気がおかしくなっちゃう、ウッ、ゥッ ゥッ……ハァ~、ハァ~」  結合部分からは、タラタラと漏れだした愛液が、硬くなった肉棒の根元から玉袋をつたっている。  紫音はそんな雪麗(シュェリー)の高ぶる興奮を抑えるようにきつく抱き締めた。  完全にプラグインができた。腰の動きも静止させた。そうしたはずだったが、未だにもぞもぞと小さく動く雪麗(シュェリー)のお尻。どうにかして咥え込んだ肉棒の味を噛み締めようと模索し続けている。  そんな動く差し込み口(コンセント)から、必要な情報を取り込めないことにもどかしさを感じた紫音は声をあげた。 「雪麗(シュェリー)、動かしたらあかんって、我慢するや」 「アンッ !!」  またしても紫音は、雪麗(シュェリー)のクビレをつかみ互いの股間の肉を圧迫するようになるまで喰い込ませた。より深く、聖域の奥へと足を踏み入れたのだ。 「アウッ !! 子宮に当たってるぅ~、ハァ~、ハァ~、ゥッ……じゃあ、あとどれ、くらい…我慢すればいいの…? アゥッ! ゥッ…」 「だから、あと30分は我慢してくれ、その間、おしゃべりでもしとこーか」 「そ、そんな気分になれないわ、こんな感覚になったのなんて、は、はじめてなんだから…アンッ! ゥッ……」 「そんなに気持ちええんか?」 「うん、いいわぁ~、とっても気持ちいいわ~、ハァ~ハァ~、でも、もぉう、どういったらいいのかしら、心臓がバクバクして、アソコもジンジンと疼いてるし…、ねぇ、はやく動かして~、いっぱい掻き回して欲しいの~」
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

102人が本棚に入れています
本棚に追加