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過剰防衛。特に敵国に対する警戒網が過ぎて、偏る程に国内の治安が悪化する。もちろん治安は回復はしないが、人が変わるものだ。そんなこんなで雄輝が木橋喜太郎に変異しはしないかと、私は自由に考えていた。「宮浜空輝か…聞かない名だな。あっははっ!空輝…お前はどこから来たんだ?」雄輝はしかし、雄輝の侭であり、私に私の揶揄を突き返した。「私は八王子市民だ。」私は強気に返した。「八王子市何て東京にも鹿児島にもあるだろう?日本中何処にでもある市名じゃないか?w不親切だぞ?空輝。」私は雄輝の指摘にたじたじに為っていた。「す、好きだ!好きだ雄輝!!」私はやってやったと内心愉快だった。これにて量子縺れが生じ、雄輝は木橋喜太郎にチェンジされる。と思えてならなかった。「あっははっ!空輝…量子縺れで喜太郎君を呼ぶ気だったな。僕も好きだよ…空輝は女体の僕を好いてはいないのか?」私はしかし、雄輝の問いには対応せず、時空の狭間を見つめていた。
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