第1章「オペレーションメテオ」

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その頃…空中監獄アルカトラズの死刑囚専用の房ではとある男が試合に向けて神経を尖らせていた。男の名はゴブリザ。数年前(総統)の女を奪い取ろうした罪で捕まった男である。 看守「囚人番号259番出ろ。お前の番だ。」 ゴブリザ「あぁ!!言われなくてもわかっている」ここアルカトラズ刑務所にはいくつかルールが存在する。収監中の囚人は一週間に1度試合を行う。勝ったものは1週間焼きそばパンが食事として支給され敗者には土埃まみれのじゃがいもが生のままで渡される。その他にもいくつもルールが存在しまず起床は朝の4時。起きたらすぐに点呼に呼ばれ逃げていない事が確認される。その後食事を済ませ…朝の5時半~夜の20時まで仕事をし。帰ったら夜の22時までに消灯し…週に一度は試合を行う。自由時間は一切無く。代わりに心の邪念を捨てる為に各囚人の部屋に皇帝ルシファーを祀る御神体が置かれており…寝る前に必ず10分間の祈りを捧げる。それが終わったのを確認すると床につく事を許され眠りにつく。だが試合自体は毎日行われており曜日毎に対戦カードが組まれている。 実況「赤コーナー総統の女を奪った伝説の男。身長172cm体重68kg…洗練された肉体でサキュバス嬢を射止めたその肉体は健在だ。靭やかな豪腕に鍛え抜かれた腹筋。女も焼きそばも俺のモノだ。ごぶぅぅぅぅぅリザぁぁ!!!!」 実況「対しまして青コーナー。ゴブ中居のパートナーとはこの俺の事だ。ぽっちゃりした体型に緑色の肉体。土俵でもリングでも最強はぼっちゃりだ。そう豪語するのは身長174cm体重140kg。ゴブゥゥゥゥヘェイイイ。」 実況「両者リングに上がりそして今ゴングが鳴り響く」 ♪♪♪♪♪ 実況「おっとここでゴブヘイ。肉弾戦車攻撃だ。自身の巨漢を活かし回る回る回るぅぅ!!」
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