episode 2

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「いえいえ、独り言です」 パステルはラヴェリル出身ですから知られていないのですね。 「魔女......ということで、どれくらい戦えるのかのチェックをしますね」 「え?」 。.:;*。 。.:;*。 。.:;*。 「魔法はまだ使えないのですか」 「はい」 私は大きな的の前に連れていかれました。 「箒に乗ってください。どれだけ攻撃を避けることができるかですね」 というような試験をされ、くたくたになった私は発行されたばかりの透明のカードをみて笑いました。 私は一番下から三番目のランク、ボアランクです。 このランクでは一体どんな依頼が受けられるのでしょうか。 私は依頼掲示板にいきました。 薬草採集、荷物運び、魔物討伐、護衛依頼といろいろある中で私は一つの依頼に目をとめました。 「聖女の護衛兼待女、三日間65ペルカ! 女性だけ」 これはもう、ぴったりではありませんか。 というか冒険者にこのような依頼とは依頼主も思いきってますね。
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