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… はぁはぁはぁ …
『 … え? 入れてたし!
かけたわよ!
" もちろん!”
でも! 開けられた
みたいなの!
" 男の子なら
できるらしいわよ!” 』
… キョトン
「 … え? …
… 男のコなら?
できる? …
らしい? …」
… ギラギラ
『 … そ!
気持ち悪いでしょ!
" 今まではそんな事
なかったのに …”
初めてよ こんな事!
だから …
" あのコ ”…
" そういうコ!”
ら し い の … 』
…?
「 … なん?…
そう謂う?
う … コ? …
で? す? … 」
… なに謂ってるのこの人 …
… キッパリ
『 そうよ! 』
… ニヤリ
… スタスタスタ
… どうしてわざわざここまで?
… わざわざ? 私に?
謂いに来たの?…
"…ドクドクドク!…”
… ぼそっ
「 … う! そ!」
"…ドクドクドク!…”
… そんな事!絶対!ないのに! …
" たっ君は! 絶対!
そんなヒトじゃないのに!“
"…ドクドクドク!…”
… やだ! なんで それ!
… 私とたっ君のこと!…
… チーフだって … それでも?…
ここに来てまで! …
… そんな …
謂うの?…
"…ドクドクドク!…”
… どうしよう! …
"…ドクドクドク!…”
"…ドクドクドク!…”
"…ドクドクドク!…”
チーフの云った " あのコ ” とは …
おそらく たっ君の事 で …
だって …
" 前はなかった … ” とか?
" あのコ ” と謂われるような人は?
1年目のたっ君だけなので …
なので …
私は心臓が激しさを増したのが
分かるくらい …
動揺してて …
でも実は …
たっ君はここでは1年目でも
社会人としては経験のある人で …
そんで実は 大手メーカー出身で
なので 海外で仕事をした事も
あるくらいの 凄いヒトで!
だから
この店に海外の人たちが来ると
私もだけどほとんどが 慌てて!
皆 たっ君を呼んだり 探しに
行ったり … するぐらいで …
… だからそれだって!
皆からの 信頼!めっちゃ!
すごいあるって! 事 なのに …
だから!ゼンゼン 無理!
こんなのおかしいし! …
あ! 経済的にだって!
この前私が驚いた …
あの時の 3千500円は?
それどころか! たっ君が出した
5000円!
きっと!
実は たっ君にとっては?
大きいお金じゃ …
たぶん … 皆だってそう思う!
だから … たっ君?
… って? 疑われる人?…
は? ないない!
ゼンゼン! ないんですけど !…
それなのに?… チーフ …
… なんでこんな無理ある設定 …
だって!
そんななにも困っていない!
他人のことだっていっつも!
思ってあげられるたっ君が!
するわけない! です!
だから だったら?
そう … かな …
まさか って …
え? … " チーフったら …
あの時の事で? これを? な?”
… あのときは 私を
気にかけてあんな事したたっ君 …
なのに!
するどいチーフは?
それだって!
分かってるだろうし!
… なの に?
された? チーフ気に障ったから?
" それだけでこんなムチャ?”
ぇえ~?あれから …
何日か経ってるけど …
ご自分が …
どうしてそうされた の かも …
考えないで? こ?れ?…
… やだ! …
… こんな事! …
"…ドクドクドク!…”
"…ドクドクドク!…”
"…ドクドクドク!…”
でも …
これ誰がどうしてなのか …
ほんとの事 … まだ …
判んないですけど …
だけど 私 …
こんなに胸が激しくざわつくのは …
… さっきの! あ の …
… 離れ際にチーフが かすかに
笑ったような 気がして …
そのみにくい絵が とっても!
残ってて …
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