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… スタスタスタ
… ペコㇼ
「 おはようございま --- す!」
… 私
この日はすっきりとした気持ちで
出勤したけれど …
… ヒソヒソヒソ
… ヒソヒソヒソ
… ヒソヒソヒソ
… ヒソヒソ
… キョトン
「 … ぁ?」
… なんだろ …
… ぽつん
… なんだか
私の周りには人がいなくて …
それなのに そんな私に …
皆さんの冷たい視線が …
… キョロㇼ
「・・・・」
… ぇ? …
"… 私の事ささやかれてる? …”
そんな気もして …
そうなんです …
私がお休みしてた日に?
ここでは
事件が? あったらしく …
… それは 私がこの何日 か?
ほぼほぼ一人で居た あの場所 …
その … 段ボール置き場で
ボヤがあったらしくて …
この事態! 決して!
あってはならない それ!
これは これは 大事で …
ですからリーダーの 鶴の一声で …
このバックヤード全体が!
改めて 『 火気厳禁 』 の
徹底 と なり …
… この日から
暖房器具が使用禁止になって いて …
しかもどうやら …
そのボヤが起きた原因が?
私の段ボールの積み方?が悪かった!
から? … それが 崩れて て …
ヒーターの上に … では ないかと …
… と 謂われてる様で …
ですが! 幸いにも?
燃え広がる前に?
チーフが 見つけて
しかるべき対処をした と …
なので!
火事にはならなかった!
… との 事 なのですが …
ですが …
それが私のせいなら …
それは …
それで終わりにできないので …
私はあわててそのまま!
… タタタタタタ!
… ドキドキドキ
「・・・・」
… タタタタタタ!
私がそこへ確認しに行くと …
… キョロキョロ
「・・・・」
… ガサガサ!
… キョロキョロ
… キョロキョロ
… キョロキョロ
… ですが
すでに整理整頓 片付いていて …
なのであちらこちら 視てみても …
とくに? 黒ずんだ?
焦げ跡 も なく?
天井も 壁も元の色?そのままで …
臭い? なども? 感じられ ず …
で … そのまま 寒い! まんまで …
… なので以前からは?
… なにも様子は変わってなくて?…
なにもかも?いつもの!
段ボール置き場のままで …
… ほっ
「 … よかった
チーフか誰か …
してくれた
の かな … 」
なので …
私は少し ほっ… と
したのですが …
ですがこの寒い季節 …
ここで暖房が使えなくなると?
店では毎日水仕事はあるので!
かといって売り場では?
手を温める事など?
出来るわけがなく …
だからせめてバックヤードでは
皆さんだって … だって!
そんな手を温めたくなるけれど …
だから …
ここでも使えなくなるなら …
… それはかなり皆さんの
ご負担になってしまう大事で …
それは …
どうにかしなければ で …
だからその事で私の頭の中は
いっぱいになり …
… クルりっ!
… パタパタパタ
… パタパタパタ
だから 何とかしなきゃ!と!
私はそのあしで …
… パタパタパタ
… パタパタパタ
リーダーのところへ行き …
今回の私の不手際の謝罪と また!
バックヤードでも暖房が使える様に
とのお願い のタメに …
なので …
… タタタタタ!
… ピタっ!
… ペコリ
「 … ぁ の
申し訳ございませんでした … 」
?… チラ!
… ガタン!
… ダダダダダ!
… 熱波
『 ちょっと!
ありえないんだけど! 』
… デスクについて事務処理中だった?
リーダーは私に気づく と!
握ってた伝票を手から離し …
そうです …
私を待っていたかの如く!
しかも!
待ちきれなくて!
かなりイライラ?
そんな? 素早い動きで!
なので! 椅子が倒れるくらい!
音を立てて立ち上がり!
だからそれにも驚き!
ドア近くでさらに頭を下げた私が
まだ … その場で動かないので?
こちら駆けていらして …
それはそれは …
たいそうなお怒りで …
でも …
それは至極当然の事で …
… しゅん
「 … すみませんでした 」
私は …
その迫力に … これ以上の …
次の言葉が出てこなくなってて …
ですが …
… プリプリ
『 … 畳んだ段ボール?
ただ積み上げてた?
んだってね …
それでそのまんま?
ぁ? あきれる!
なにやってくれてるの!
なんだかいつの間にか?
あんなおっきな!
ヒーターだってあるのに?
平らになった段ボールは
滑りやすいんだから!
ただ!上に ドンドン!
積み上げてったら!
崩れるって!
わかるでしょ!…』
… がぁ-----!
… がぁ-----!
… がぁ-----!
… しゅん
「・・・・」
… でも
… 私のそれが最後じゃ …
… へこみ
「 … ふぅ~ 」
… プリプリプリ
『…!……!…!…』
………
… がぁ-----!
… がぁ-----!
… がぁ-----!
… 呆然
「・・・・」
… ぁ-----
… 私は 最悪で …
そうで す …
いま私は謂われたこれに …
内心 モヤモヤが で …
だって私はあの段ボール作業は …
とりあえず で してて って …
… だって!
みんなが片付けずに?
そのままで残置されたもの …
じゃ! 場所取るし … だから!
じゃマにならない様に … って …
少しでもスペースつくろうって …
… で … つぶして …
" とりあえず ” すみへ よけた!
つもりで …
だからまさか それが …
?ずっと!
そのまま に?
なってたなんて …
だって …
私のあとはまた! 誰かが! …
また何度も! きっと!
そこに置きに来る! し …
… ?
「・・・・」
… でも
… プンプン
『 … あのさ!
火事になってたら?
どうすんの!
近隣にも迷惑だし!
本社だって!
困るでしょ!
この店だけの事
じゃ!ないのよ! 』
"… ビクン! …”
… ドクドクドク!
" … あ!
そうだ! ここだけの!
じゃない! んだ! これ! …“
… ドクドクドク!
… ドクドクドク!
… ドクドクドク!
… ペコリ!
… ガクン!
「 … すみません 」
… ドクドクドク!
… ドクドクドク!
… ドクドクドク!
… どうしよ …
… 私 最低 だな …
… なんで
まわりの事考えられないで …
… 自分の言い訳? …
… なんで? …
頭の中に出てきた? けど …
… これ ご近所の方々 …
って …
… 店の前の道路 の
通行人の方 とか ほかも? …
… この店の近くに居た人たち …
… その方々 も なんだ …
… ぅわ! …
… それに!それとで …
… ここで働いてる方たち …
… 自分で動けないここのコたち …
… だけじゃなく!
本社までで! …
… ?そんなに多くの? …
… みなさん大変な事になるのに …
… ?なのに? …
… 私ったら ここの事だけ? …
… やだ!
私 どう責任取ったら …
… いいんだろ …
これ …
私 … 解雇になるのかな …
… ドクドクドク!
… ドクドクドク!
… ドクドクドク!
私が …
バックヤードの事だけ心配して …
… ゼンゼン気づかなかった …
… 今回の事での 周りへの影響 …
… いま! 気づかされ …
なのでショックで …
… 頭の中が真っ白になり …
事の重大さが 重く … ずっしㇼ
上から? 乗っかって? くると …
… ガチっ
「・・・・」
… ガチガチにこわばり …
なので …
… 私の体はどこも動かなくなり …
目は …
怒りに満ちているリーダーを見ている
はずだけど開いたまま …
瞬きすらもできず …
なので もう なにかを? …
喋る事もできずに …
だから この場に居るだけの?
そんな 塊になって居る と …
後ろで …
私は閉めなかったから?
開けられたままなはずの …
STAFF ONLY のサインプレートの
ついたドアをわざわざノックする?
音が聞こえて …
… コンコンコン♪…
… にゅ~
… トコトコ
… パタン
… ギロㇼ
「 … 残念ですね
… リーダー
いくらここが
バックヤードでも …
それじゃ …
かなり外まで聞こえるんで
開店前でもマズイですよ
… ドア
閉めさせてもらいます … 」
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