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… カラン♪ … コロン♬
… ぁれ? …
… そんな
教会の鐘の様な音が …
後ろから聞こえた様な気がして …
… だから私不思議で
そちらに振り返ると …
… くるり
「・・?・・」
… ニコ
「 ぁ … すみませ~ん!
急で?
悪いんですけど~ …
" プロポーズ用 ” の?
花 束!
お願いしま~す!」
… スタスタスタ♬
… チラ?
「・・?・・」
… え?私に? …
… そんな大きな声がこちらに …
… あ?私か? …
… タタタタタ!
… ニコリ
「 はぁ ~ い!」
… なので
お待たせしない様に!
やる気をかなり魅せ!
謂われたから私!
小走りで出ていき …
… ペコリ
「 いらっしゃいませぇ!
ゼンゼ ~ ン!
大丈夫ですぅ~!
お任せくださいませぇ!
どうぞぉ~!
中のほうへぇ
お入りください~!
ぜひぃ! ウチのぉ
花たちを ~ 視て戴いてぇ … 」
… そんなに明るく!
私に言われたお客さんは …
… ぎょ!
「 … ぉ 」
チョッと唖然として …
でも …
店の中へと進んで …
… タタタタタ!
… スタスタスタ
… そう
私は … たっ君に愛され …
守られてる と 思っていたけど …
たっく君は …
店を善くするためにと!
頑張っていた様で …
なので …
私はたっ君のカノジョさんではなく!
ですから私は …
たっ君のパートナーには?
なれずにしっかりと失恋した様で …
… なにせたっ君はあの日 …
―
… パタン
… こそっ
「 … 失礼します 」
… 私は
たっ君と焦らされたリーダーが
一緒に出て往くと …
それに続き … 誰もいないのに頭を
下げると ドアを閉めながら後ずさり
で … やっと! そこから出て…
なので 振り向くと…
… キョロキョロ
「 … ぇ ?
… たっ君? どこ?」
… もう?居ない? …
… 呆然 …
で … 私はそこにポツン … と
なって …
… キョトン
「 … なんで?」
…・・・・…
… じぃ~
… 置いて行かれた?…
… 私は突っ立ってて…
… そんなたっ君を …
… もう 探す気にもなれず …
… 無
「・・・・」
… トコトコトコ
… 無のまま … 自分の仕事に戻り …
… ですから私からはたっ君に
連絡を取ることもなく …
… たっ君からも 連絡は なく …
なので …
たっ君は最後まで …
一切!私には構うこともなく!
くどくど と!
リーダーにこの店の
「 残念なところ 」? と!
その改善策を伝え …
だから?
メモまでする様に謂われて!
なので最初の勢いを止められた?
だから焦らされたリーダーが?
まんまと?その日のうちにそれ等に
動き出すと …
?… それで自分の仕事が
終わったのか …?
?… 身分を明かして?
しまったからか …?
… たっ君はあっさ り?
あっけらかん と?
… 勝手に! ひとりで!
本社へ!…
… 誰にも? 私には なにも!
告げる事無く!リーダーとの が?
終わった? それで? 居なくなり …
… なので …
私はたっ君がいなくなったこの店で …
―
…トトトトト
… ぼそ
「 … ぅぅぅぅ … だってぇ …
何も言われずに?
置いてかれたら …
も … ここでひとり …
私は … いないと …
じゃない … 」
… そうですよ!
そんなたっ君に呆れたまま
私は一人でも頑張っています …
… ですが こんな …
失恋! … したばかり な
ときでも?
… トトトト
… ぼそ
「 … ぅ わ …
" プロポーズ用 ”
の … か … 」
… ピタリ!
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