きっとあなたこれは虚像?…

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なんだか私 … 体が重くなってきて … 胸のあたり 締め付けられるように        苦しくなってきて … でも 病気じゃないそれ … それで 休むわけにもいかないので           そのまま … そっと そこからは離れて … でも 気になるので 離れたところで   空の段ボールの片づけしていると … チーフも出勤してきて … その張り紙に 気づき …         …トコトコトコ      … カチャ … チㇻ 「・・・・」 でも … その瞬間は? ノーリアクション … で … なので …  ご自分の打刻を済ませると 次の人にその場を サラッと            譲り … でも? 2・3歩 横にずれると … そこから手を伸ばし?…      "… ビリっ !! …” 思いっきり その張り紙を外し … …! 「・・!・・」  …! 「・・!・・」 …! 「・・!・・」 なのでその場に居た人とかは … その激しさに… それが見えてても?     目に入らない様に … 俯き気味にその場を静かに離れて … …スタスタスタ 「・・・・」 …スタスタスタ 「・・・・」 …スタスタスタ 「・・・・」           ……… ところが … それでも その日のチーフの動き方? は 激しくて … なにかと皆に当たり散らし … … がぁ-----! … クルっ! 『 … なにあれ!   私! そんなに     信用ないの!… 』          … ふん! っと !  バックヤードに人が入って往く度          思い出すのか … 何度もそっちに向かって叫び続け … 私は いたたまれ なくて … 再びバックヤードで片付けなどを しようと 避難?したんですけれど…         なのに また?… … ドカドカドカドッカ!          "… バサッ …” ――――――――――――――――― 『 〇/〇分の      レシート貼ります!』 ーーーーーーー |  領 収 書 | |      | |      | |      | |      | |______| 領収書どおり 料理や飲み物 等は デリバリーたのんで! ¥21,000円 でしたので! 差額は 買い物の際の私の 交通費で いただきました!              以上 ――――――――――――――――― と!その様な … 朝 ご自分ではがした張り紙の裏に! また急ぎ手書きで … お返し? な … 張り紙を 再び そこに出したので … そこに居た人たちは … … キョトン 「 … ぇ?   … いまさら?」    … キョロㇼ     「 … なにこれ? 」      …?      「 … またなんか         貼った の?… 」 なので そう なんです … チーフの怒りの思いは …          残念ながら …            皆には … 伝わらず? チーフがそれを貼った とたん …       … ザワザワと … なにが張り出されたのかと … 新たに それを見た人たち は …          なんだか … 私とたっ君が思っていた事とも? 違う … 意外な方へ? …        反応?しだして … … ヒソヒソ 「 え? でも …   交通費? とかさ …    デリたのんだのに? … 」          とか …   … ぅんぅん   「 うん … 交通費?     差額の分 って?       どこまで行ったの … 」  とか … … こそっ 「 … だからやっぱ さ …   毎回 … い ~つも!   おかしいじゃんさ …      だよな!    な!わけないよな … 」 とかの … ご自分たちも これ見て … 思った事 … 思っていた事?       それぞれに謂いだして … … ひそひそ     … こそっ         … びっくり … ざわざわ   … ざわざわ         … とか …          だんだん … なんだか … … 私たち3人 … チーフと たっ君と私だけでは? なく … 違う事態 に …       なってきたみたいで … なので … たっ君は 私のタメにしたこれ … それともこれも分かっていたのか?           ですけれど … なんだか … いままで? 知らなかった? ここの人たちのタメにも?なった事? の?様に?           なってきて … 皆がこれを気にする事になり … バックヤードのザワザワ感は … お店は営業中なのにしばらく続き … なのでそんな声はだんだん … いろんなところへ …            届き? … なので …     離れてた私のところへも … … こそっ 「 … ねぇ見たでしょあれ!  あなた知らないかもだけど  あの " 交通費 “? ね …   あのチーフ? いつも!    じゃ … ないかって …   差額分は 自分の? に!     とかじゃ … って … 」      … ビクン!         「 … ぇ ?」 … そんなぁ~ ?? … だって !! … … 私あんなに おちこんだのに? なのに … チーフはご自分の分?は   出してないの?…う !! そ !! … … なんとこれは そんな私の …  予想外の? 展開 に? … で … ― …! 「 … だから たっ君たち    5000円だったのぉ?」 ― … え? そう いえば …       " 気にするな … ”  って? あのとき 言ってた … … たっ君 これ …       知ってたのかな … ぁ? そ … いぃ~つも !! … … たっ君はお店の中あっちこっち 往ったり来たりよく動いてたもんね …   … 私と ゼンゼンチガって      … なんかひとりだけで? そんなで … ちょいちょい? … 売り場に居ない時もあったし … … だからなにしてるんだろって … … たっ君 … て …    なんか … 不思議な 人 …   … 私には … 分からない? … そうなんですよね … 私 たっ君の事 … ほんとは?   … どんな人なのか?… 知らなかった の かもしれません …
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