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第十段 山は
山は小倉山、鹿背山、三笠山、このくれ山、いりたちの山、わすれずの山、末の松山
かたさり山こそ、いかならむことをかしけれ
いつはた山、かへる山、のち瀬の山、あさくら山
よそに見るぞをかしき
おほひれ山もをかし
臨時の祭の舞人などの思ひ出でらるる
なるべし
三輪の山、をかし
手向山、まちかね山、たまさか山、耳なし山
山といえば小倉山、鹿背山、三笠山、このくれ山、いりたちの山、わすれずの山、末の松山ね!
方去り山って遠慮する山って意味なんだけど、いったいどういう山よって想像すると、これがまた面白いし
いつはた山にかえる山、のち瀬の山と、あさくら山は、昔の恋人が今は赤の他人て歌の舞台になってて興味あるし
大ひれ山もいいんだけど、これがね、
臨時のお祭りの時の踊り手なんかを思い出させてくれるからかなあ
三輪の山も好きなんだけどね
手向山とかまちかね山、たまさか山に耳なし山とか!
なんか名前が面白いわ
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