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嗚呼、なんて。奇麗な瞳を持つ獣だろうか。
圧倒的な光ーー
その中にいる貴方は、どこまでもいつまでも、幼子のような瞳を持つ。
いつか、約束させてください。
自分が貴方を迎えに行きます。
それまで、待っていて。
シブーストを焼いて、待っていてさえくれば、いいんです。貴方がそうするしかないことを自分は知っていますよ。
この世界で貴方のことだけを、貴方の安寧をあなたの幸福を祈っております。
貴方の焼いたシブーストの味は、おそらく水星と地球の間には競うものはいないでしょう。土星に行ってしまったら、強烈なライバルが出現するかもしれませんね。はは。わらってくれないかな。こんな話で。目元を垂れさせてくれないかな、この歌で。
貴方の微笑みを讃えた頬に吸い付きたい。お吸い物みたいに、ずっと吸ってあげるのに。
続きはまた明日。
「Good Boy」
貴方はソーダの海でラッコのように背泳ぎをしていた。
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