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プレミアムプリンの情報
ベビーピンク。
ふわふわ。
キラキラ王子。
果物に例えるなら桃。
でも甘いだけじゃない。
ぷるんとしたつやつやの唇からこぼれる言葉は意外に毒舌。
そこがたまらない。
タレントの白波賢人に関するコメントを読みながらあたしは頷く。
うんうん、そうだね。わかるわかる。その通り。激しく同意。
女子顔負けの可愛さを誇る乙女男子。
乙女男子、なんて一歩間違えば大爆死しそうなキャラ設定だけど、「昔は女の子とよく間違えられていた」というエピソードも納得のかわいらしい顔立ちの白波賢人だからだからこそ可能なのだ。
なんといっても彼はあたしが欲しいものをすべて持っているのだから。
長いまつ毛に縁どられた大きな丸い目。
ぷっくりつやつやの唇。
柔らかなカーブを描いた眉。
スマホの待ち受けはもちろん白波賢人がこちらを見つめている画像だ。
見るたびにため息が出る。
なんて完璧なの。
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