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山宮「アレ?俺死んだはずじゃ・・・」
?「おぉおおお、魔王様が復活なさった!
190代魔王ルシファ様の生誕だぁ!!」
山宮「ん?魔王?」
コレは夢か、いや確かに俺は屋上から飛び降りて死んだはず・・・
?「魔王様、生まれて間もなくで申し訳ないですが勇者などと言うふざけた輩が来ています。早々に片づけてください。」
山宮「勇者?えっと・・・」
刑事「とうとう追い詰めたぞ魔王!」
山宮「・・・ん!?刑事さん!?
何なのその格好w」
刑事「・・・お前、まさか山宮か?
そうかそうか、お前もこの世界に来たんだな。」
山宮「この世界?」
刑事「俺も半信半疑だったんだが、お前のその風貌を見て改めて実感したよ。異世界転生したってな。
夢の中とでも思えるくらい色々と不思議な光景が目の前に広がっていたから戸惑っていたが・・・
その上誕生したばかりの魔王を倒せなんて命令を受けたら尚更混乱したが、相手が山宮なら問題ないな。」
山宮「なんでそうなる!?」
刑事「俺は刑事、今は勇者‥らしいがんなことはどうでもいい。
異世界転生でお前と出会うなんて、これこそ運命っていう奴だろ?
死んでも貴様を捕まえてやるってな。」
山宮「う・・・うーん。捕まえるって言うかお前俺を殺す気だろその凶器はなんだ!」
刑事「郷に入っては郷に従えだ。俺はこの世界に来て勇者として目覚めた、ことにしている。
魔物を狩ったこともある、食肉用として動物も狩った、魔物と思われる人型のナニモノカも・・・
抵抗はない!」
山宮「・・・それやってる事殺人じゃ・・」
刑事「正義のための犠牲。しかも仕方なしではない、やむを得ないわけでもない。悪を断つ、この世界のルールは殺すことだ。」
山宮「そっかそっか、とうとう染まっちまったかw」
刑事「何を言う?コレは俺の正義だ!」
山宮「・・・ねぇねぇ、ちょっとよく分からないんだけどこの世界に治安を維持するような組織ってある?」
?「えぇ!?あ、はい。えぇっと、騎士団があります。
騎士団は2種類あって、その一つは武力行使を目的とする組織のリーダーは勇者らしいです。
もう1つのリーダーは国王、こちらは法行使を目的としていると聞きますが・・・魔王様それが何か?」
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