最終章~証言~

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翌日 日本中の大ニュースとなり この事件は幕を閉じた。 警察署、特殊犯罪特殊捜査専門室内。 そこに米津と壱能の姿があった。 「まだまだ 平和には程遠いって事かねー その能力で 未然に防げないもんかねー」 コーヒーを飲みながら呟く米津。 「便利屋じゃないからねー てか、米ちゃんクサイ!!!!!」 「しかたねーだろ! さっきまで処理してたんだからよ!! つーかお前等が報告書を書いてたら 俺はこんな臭くなる前に帰って 風呂入れんだよ!!」 「契約したよね? 解決する代わりに 面倒事は全部やるって。 へーやらないならもう協力しないし あの写真・・・ 酔っ払って爆睡しながら 鼻ほじってるやつも ばら蒔いちゃおっかなー」 「・・くっ・・・ うーっ・・・糞がっ!!」 ガチャ バタンッ 捨て台詞を吐いて出て行った米津。 同期だから成せる二人の関係が また新たな事件を解決していく。
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