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あとがき
〝プリズム〟の新作を最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
この作品は、九割くらいが実話です。
違いは、鹿の登場の仕方と私の認識ですね。
実際は、一頭のエゾシカが道路脇にいて、通したほうがいいなと停まりますと、続けて数頭が出てきて、びっくり、というものでした。
整然と並んで通り抜ける姿は、やっぱり黙って見ているしかできませんでしたね。
それを見ていた私は、衝突したら怖いということは考えもしなかったという……
後で、向かってきてたら大変なことになってたんだ!と怖くなったんです。
考えなさい、という感じですけど、いきなりの遭遇でそんなことを考える余裕は全然ありませんでした。
でも、道路を横断する姿は、本当に綺麗だな、というのは当時の気持ちをそのまま書きました。
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