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──…週明けの月曜日
「………で、その後どうなりました？」
もはや定番になりつつある、小山内秘書と私の恋バナ。先週約束した通り…彼は私に唐揚げ定食をご馳走してくれた。
『正式にはまだ、別れてないので…失恋祝いではなかったですね。すみません無駄にご馳走になってしまって』
「いや…それは別に。＂まだ＂ということはやはり別れることは確定しているのですか？」
『まぁ…最初からそういう関係だったので、仕方ないですよ。』
「分からないです。小宮秘書は彼のことが好きなんですよね？好きな人のことを他の人に渡すなんて…僕にはやはり理解出来ない」
怒っているのか、珍しく不機嫌そうに顔を歪めている小山内秘書を見て、私にも気にかけてくれるような人が居てよかった…っと思った
『好きだから…好きな人には幸せになって欲しいって、そう思うんですよ。また来週…どうなってるか楽しみにしていてください。』
「……恋愛ドラマの続きが待ち遠しい女性の気持ちが、今とてもよく分かります。僕は…二人が別れない道を選ぶことを切に願っております」
まるでドラマの感想を述べるようにそう言った小山内秘書が可笑しくて、思わず笑ってしまった。すると彼も恥ずかしくなったのか照れさそうに笑った。
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