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「あのー…大変申し上げにくいのですが、」
私と佑弥くん…完全に二人きりの世界に入っていたとき、とても気まずそうに常務が口を挟んできた
「あ?なに、お前っ…まだおったん?!何してんねんっはよ飛行機乗らな帰られへんで?」
「いやっ…その、、俺のパスポートとか貴重品、小宮秘書が持ってて…えっと……返してもらっていいですか…」
っあ…そういえば。うっかり"盗まれた!"なんて言いかねない常務の貴重品を私が管理していたことを今思い出した。
佑弥くんが私から離れて、信じられない…っといった表情を向けてくる
「お前っ、何やってんねん!他の男のもん預かるとか…ナシやろっ、パスポートとか…そんなん、、」
私が常務のパスポートを預かっていたことがショックだったのか、佑弥くんが悲しそうな顔をする
「えっと…小宮秘書は、まだ帰らない…ってことでいいんだよね?とりあえず俺は飛行機に乗るけど─…いや、それとも本当に俺と一緒にこのまま日本に帰る?」
ん…?この人は一体なにを言っているんだ
え、今の私と佑弥くんのやり取りを一部始終隣で見てましたよねっ?!見てたのにっ、よくそんな発言ができたな!!
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