第4話「血のピエロ事件」

4/10
53人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
5年前…「st4」第11層「冥法の果樹園」での事 男3「ぐあぁぁぁあ」 ?「何だ?どこから攻撃してるんだ?」 男1「くそっ魔法が発動できない!!?」 シルバ「てめぇら落ち着きやがれ!!!?」 ??「うっふふふ(笑)!!!?さぁ私を楽しませて下さい!!?」 男1「ぐあぁぅくっ」 ??「遅い遅い遅い遅い(笑)!!?」男はそう言いながら…数十人のプレイヤーたちのHPをじわじわと削っていく。 男4「くっ隊長このままでは?」 シルバ「わぁってるよんなこと!!?」 ??「うっふふふ(笑)!!?そんなことでは私は倒せませんよ!!?」 シルバ「そこかぁ!!?」 キィいーーーンっグググぅう♪♪♪♪♪♪♪♪ シルバ「よう?やっと見付けたぜピエロ野郎」 ??「厄介ですね??」 シルバ「さぁじっくりと話しを聞かせてもらおうじゃねーか!!!??」 ??「やるしか…ありませんか?」男がそう呟いた直後にダンジョン内にある様々なオブジェクトにバグが発生し始める。 ザザァァ…ザザァァザザザザァァーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪ シルバ「なんだぁこりゃあ!!!?」 ??「さぁ行きますよ!!!?」数時間後…男との戦闘で気を失った「松風」が目を覚ました時には…自身の目の前に数十名いた部下は消えており…ゲームからもログアウトした後だった。 そして「いっつつつ何だったんだ?いってぇ!!?」そう言って松風が窓を開けたその世界は以前とはまるで別物だった。無かったはずの大きなテントがあって…空には飛行機雲が出来ていた。おそらく何処かのサーカス団のテントであろうそれは…松風に何かを誇示する様に何処までも高く聳え立っていた。 そしてこのサーカス団の登場が「血のピエロ事件」と言われる惨劇の始まりだった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!