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その頃…オルガとミハエラは水道管の工事をしに来た人間を装って…部屋の前まで来ていた。
よく観察してみると…部屋にはオルティアス以外の住人が住んでいる様な形跡が見て取れて…時々ではあるが…誰かが動いているような気がした。その為…ミハエラはオルティアス以外の住人が居るのかどーかを確認しに来ているという訳である。
オルガ「ほんとに居んのか!!?」
ミハエラ「間違いない…見なよこの水道管のメーター?1人暮らしにしては水を使い過ぎてる」
オルガ「確かにそうだが…たまたまなんじゃねぇのか?」オルガがそう呟いた数秒後…部屋の中から誰かが…動き回る音がして…扉の前のチェーンがしっかりかけられる音がする。
その音を聞いたオルガは「しまった」という顔をして…バツが悪そうな顔をして…目を細める。
オルガ「おいっ今のチェーンが閉まる音じゃねーか?完全に怪しまれちまったって事じゃねぇか?」
ミハエラ「あっはは(笑)!!?みたいだね?だけど…これで疑惑は確信に変わった…この部屋にはオルティアス以外の住人が住んでいる」ミハエラはニンマリ笑ってそう言うと…フッと息を吐く。
そして「また後日にしよう!!?」とミハエラが言うと…2人はその場を立ち去って行った。
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